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和歌山・海南の梅酒の飲み比べイベントが10回目 3000人規模の催しに

多くの来場者であふれる会場

多くの来場者であふれる会場

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 梅酒飲み比べイベント「梅酒BAR2019」が6月2日、海南市の酒造会社「中野BC」(海南市藤白、TEL 0120-050-609)で開催される。

ズラリと並んだ梅酒から好みの一杯を選ぶ来場者

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 全国のウメ収穫量のうち約6割のシェアを誇る和歌山県。同社では1979(昭和54)年から大粒で果皮が薄い「南高梅」を100%使った梅酒造りを行う。

 「ウメのおいしさを梅酒を通してたくさんの人に気軽に味わってほしい」と始めた同イベントは今年で10回目。来場者数は年々増加し、第1回は1157人、第5回で初めて2000人を超え、昨年は2921人が来場した。

 当日は同イベント限定の長期熟成梅酒や品評会で日本一に輝いた「紅南高梅酒」「緑茶梅酒」「ハッサク梅酒」、カクテル梅酒など44種類の梅酒を1杯100円から提供する。そのほか酸味料・着色料・香料を使用せず、ウメ・糖類・酒類のみを原料とした本格梅酒だけを集めたバーが初登場。6年から最大12年の熟成梅酒3種やクラフトスピリッツ「香雪(かゆき)」を提供する。

 会場には地元飲食店など約30店が出店。和食や中華料理、イタリアン、エスニック料理など多国籍な食事とつまみを提供するほか、1989(平成元)年~2009(平成21)年に販売し、昨年地元飲食店オーナーの声で復活した「富士白レモンチュウハイの素」の特別ブースを用意し、アレンジメニューを数量限定で販売する。

 同社の妹尾綾さんは「お薦めは、梅酒BARで初販売の『KISHU UMESHU』。アルコール度数が10度で当社ラインアップで最も低いので、1杯目の乾杯やお酒は弱いが梅酒を楽しみたい人に最適」と話す。「クラフトジンやクラフトスピリッツを使ったカクテルコンペティションや梅酒・梅シロップの漬け込み教室なども行うので、一日楽しんでもらいたい」とも。

 開催時間は9時30分~15時30分。入場料は500円(1ドリンク付き、保護者同伴の未成年は無料)。同社売店やウェブサイトで前売り券を販売する。当日はJR海南駅西口から無料送迎バスを20分間隔で運行する。

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