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和歌山城近くで「和歌山城市民茶会」 表千家・裏千家が御点前披露

昨年の市民茶会の様子

昨年の市民茶会の様子

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 和歌山城市民茶会が10月19日~20日、和歌山城近くの「岡公園」(和歌山市岡山丁)敷地内の茶室「芦鶴庵(ろかくあん)」と「岡陽軒(こうようけん)」で開催される。

岡公園の茶室「芦鶴庵(ろかくあん)」

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 和歌山城二の丸と紅葉谷庭園を結ぶ御橋廊下の復元を記念し、2007(平成19)年3月に始まった同茶会は今年で14回目。表千家同門会和歌山県支部と裏千家淡交会和歌山支部が和歌山市と協力して開く。例年、2日間で延べ1400人ほどが訪れる。

 当日は「芦鶴庵」と「岡陽軒」を使い、表千家と裏千家がそれぞれ茶席を設ける。同日、紀州徳川家の家老・三浦長門守(みうらながとのかみ)の下屋敷跡(小松原5)に保存されていた茶室「夜雨荘(やうそう)」を一般開放する。

 市観光課の宇藤秀さんは「茶道経験者をはじめ、茶会が初めてという人も幅広く、市民や観光客の皆さまにお越しいただきたい。今年は紀州徳川家入国400年の記念の年なので、茶室だけでなく和歌山城内や天守閣なども合わせて楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。チケットは、前売り(2席)=700円、当日(1席)=400円。和歌山市観光土産品センター、玉林園本店、表千家同門会和歌山県支部事務所、裏千家淡交会和歌山支部で販売する。

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