和歌山県内にある26の書店で7月19日、「わかやま絵本大賞2014」の読者投票受け付けが始まった。主催は和歌山リビング新聞社の「リビングソーシャルプロジェクト わかやま絵本大賞実行委員会」。
昨年1年間に発行された絵本の中から、投票形式で地元書店員が絵本10冊を選出し、来店客による店頭投票で「大賞」を決定する同企画は今年で2回目。
本年度のノミネート作品は、「おかあさん だいすきだよ」(金の星社)、「かぶとむしランドセル」(PHP研究所)、「からすのおかしやさん」(偕成社)、「なんでやねん」(世界文化社)、「パンダ銭湯」(絵本館)、「ぱんつくったよ。」(国土社)、「ぼくだってウルトラマン」(講談社)、「ぼくって、、、」(バベルプレス)、「よわむしカエル」(文芸社)、「りんごかもしれない」(ブロンズ新社)の10作品。
発起人で同実行委員の一人、宮脇書店和歌山店(和歌山市広瀬中ノ丁2)の西田聡さんは、「親子であっても、意外と子どもの好きな絵本を知らないもの。書店の店頭で一緒に絵本を見ながら好きな一冊を選んでもらうことで、親子のコミュニケーションづくりのきっかけになれば」と呼び掛ける。
投票場所は、和歌山県内のTSUTAYA WAY各店、アラオ書店各店、宮脇書店和歌山店、紀州屋書店、アミーゴイズミヤ店、福岡書店、宮井平安堂貴志川FC店の県内26書店店頭。このほか、有田川町地域交流センター(アレック)でも受け付けている。
投票期間は8月31日まで。大賞の発表は9月18日予定。