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和歌山県立近代美術館の野外広場でコーヒーイベント 9人の焙煎を飲み比べ

来場を呼び掛けるコーヒー店「茶豆」の石井さん(撮影のためにマスクを外しています)

来場を呼び掛けるコーヒー店「茶豆」の石井さん(撮影のためにマスクを外しています)

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 コーヒーイベント「WAKAYAMA COFFEE MARKET Communication over Coffee(ワカヤマコーヒーマーケットコミュニケーションオーバーコーヒー)」が10月2日・3日、和歌山県立近代美術館・博物館野外広場(和歌山市吹上1)で開催される。

昨年の開催風景

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 同イベントは昨年に続き2回目。焙煎(ばいせん)士9人が同じ生豆を使い、それぞれ焙煎方法での味の違いを楽しむ。今年は京都の焙煎士で「FACTORY KAFE工船」(京都府)や「白浜COFFEE STAND!」(白浜町)を運営するオオヤミノルさんが選んだマンデリンの生豆を使う。

 出店するコーヒー店は、県内から「喫茶ピュア」「茶豆」「balder coffee」「KAMIN COFFEE ROASTERS」「歩里人珈琲」「milestone」、奈良県から「K COFFEE」が参加。2日は「Sumi LA Sick Beans」、3日は「The Roasters」も出店する。

 そのほか、菓子や食事を提供する「白浜水果店」「kiranah」「PRANA FOOD」「ozzkitchen」「Fitam」、雑貨店「青空社」「ブーメランバッグ和歌山」「ARC」「クジラ文具店」などが日替わりで出店する。

 サイフォンとハンドドリップでのコーヒーの入れ方を教えるワークショップをそれぞれ「角燈」と「SUISEI COFFEE」が開催。

 「SUISEI COFFEE」の仁尾祥吾さんは「会場は落ち着いてコーヒーを飲めて、誰もが知っている場所にした。SNS全盛のコロナ禍で、コミュニケーションの在り方が変わってきている。こんな時代だからこそ、コーヒーを通じて店主と話す、旧来のスタイルを見直してもらえれば。今回、オオヤミノルさんに協力を得て、ローカルなイベントを広く発信できた。コーヒーカルチャーを広め、地域のカフェやコーヒースタンドに足を運んでもらいたい」と話す。

 「茶豆」の石井聡さんは「『楽しくコミュニケーションができるコーヒー』を出すので、来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~20時。入場無料。コーヒーチケットは当日販売する。価格は1枚=350円、3枚=1,000円、6枚=2,000円、10枚=3,000円。

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