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「きらくゆ」和歌山店で「バスタイムトップス」販売 利用者の声きっかけに取り扱いへ

着たまま入浴できる「バスタイムトップス」

着たまま入浴できる「バスタイムトップス」

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 公共浴場で着用できる入浴着「バスタイムトップス」の販売が1月12日、スーパー銭湯「きらくゆ和歌山店」(和歌山市梶取、TEL 073-480-1126)で始まった。

畿央大学と「GSIクレオス」が共同開発した「バスタイムトップス」

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 同商品は、畿央大学(奈良県)と繊維・工業製品を扱う商社「GSIクレオス」(東京都)が共同開発した、乳がん患者が術後の傷を覆って入浴できる使い捨て入浴着。特殊な不織布を使った素材で湯切れ良く体に貼り付きにくく、風呂に入っても入浴着が浮かびにくいのが特徴という。

 同店は1999(平成11)年12月にオープンした人工炭酸泉の銭湯。備長炭を使った露天風呂やミストサウナ、塩サウナなどを備えた「日の湯」と露天風呂、寝湯などを備えた「月の湯」を日替わりで楽しめる。利用者から入浴着着用についての問い合わせがあったことをきっかけに販売を始めたという。

 同店支配人の白築誠治さんは「傷跡を気にして遠慮していたお客さまに、気兼ねなく風呂を楽しんでもらえたら。当店だけでなくほかの銭湯や温泉なども楽しむ一歩になれば」と話す。「まだあまり周知されていないので、たくさんの人に知っていただきたい」とも。

 価格は450円。同店フロントで販売する。

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