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和歌山城公園動物園のタンチョウのひなの名前、「ウタ」に決定

タンチョウのひな「ウタ」(9月26日撮影)

タンチョウのひな「ウタ」(9月26日撮影)

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 和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)のタンチョウのひなの名前が9月17日、「ウタ」に決まった。

生後約2カ月のウタ(2022年7月30日撮影)

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 ウタは6月8日、2020年にみさき公園から受け入れた雄「アラシ」と雌「カク」の間に誕生。出生時の体重は120グラム。現在はツル用ペレットやアジを食べ、体重約6.5キロまで順調に成長している。

 同園は7月30日から8月24日まで期間限定でひなを公開し、名前を募集したところ、185票の応募があった。9月17日に、185票のうち、3票以上を獲得した9枚の名前案の札にペレットを置き、ひなが最初にペレットを食べた名前に決定する抽選会を開いた。同園のSNSで投稿した抽選会の動画には「覚えやすくてかわいいお名前ですね~」「面白い名前の決め方!笑」「ウタちゃん、よろしくね。これからも元気にスクスクと育ってね」などのコメントが寄せられている。

 飼育員の木村明日香さんは「ウタは、飼育員が近づくと構ってほしそうにやってくるなど、甘えん坊。最近は羽を羽ばたかせて飛ぼうとしたり走り回ったり元気いっぱいに成長している」と話す。「これからゆっくりと茶色い羽が成鳥の羽に生え替わり、『ピイピイ』という幼い鳴き声も『クエクエ』という大人の鳴き声に変わっていく。そんな成長の変化を見てもらえたら」とも。

 開園時間は9時~17時。火曜休園。

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