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和歌山城ホールで「キュウソネコカミ」がワンマンライブ開催へ

今年6月6日に和歌山クラブゲートで行われた「キュウソネコカミ」のライブ

今年6月6日に和歌山クラブゲートで行われた「キュウソネコカミ」のライブ

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 「キュウソネコカミ ONEMAN LIVE」が2023年1月14日、和歌山城ホール(和歌山市七番丁)で開催される。主催は和歌山市と和歌山市文化スポーツ振興財団。

和歌山県御坊市出身のボーカル兼ギター・ヤマサキセイヤさん

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 キュウソネコカミは、2009(平成21)年に関西学院大学(兵庫県)の軽音楽部で結成した5人組のロックバンド。2014(平成26)年4月に「JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント」(東京都渋谷区)と契約し、メジャーデビューした。ボーカル兼ギターのヤマサキセイヤさんは和歌山県御坊市出身。

 ライブハウスを中心に全国各地で年間100回以上のライブを行う。2020年に結成10周年を迎え、約70の記念ライブやイベントなどを予定したが、コロナ禍で全て中止となった。和歌山県内では、2016(平成28)年に「和歌山CLUB GATE(クラブゲート)」(当時・和歌山市本町2)、2019年2月に「和歌山SHELTER(シェルター)」(中)、同年11月に和歌山大学(栄谷)祭、今年6月に再びクラブゲートでライブを行った。

 ヤマサキさんは「音楽は得意でなく、大学まで楽器や演奏と縁がなかった。先輩の洋楽コピーバンドを見て、分かりやすく初心者でも理解できたので、演奏を始めた。大学3年の終わりからオリジナル曲を制作するようになった。最初は他人へのディス(批判・否定)から始まり、みんなを困らせる先輩への不満をバンドの音楽に合わせたら、みんなが『そうだー』と盛り上がった」と話す。

 2021年1月のアルバム「モルモットラボ」では、「三密」をテーマにライブとライブハウスへの思いを込めた楽曲「3minutes」を発表。今年8月にはコロナ禍の実体験から生まれた「住環境」を発表するなど、近年は新しい言葉や日常生活をテーマに楽曲を制作する。

 「キュウソネコカミはライブバンドで、武器は音楽に合わせ、もみくちゃを楽しむこと。ライブは僕たちの生きがい。10周年記念イベントがゼロになり、自宅待機でつらかった。コロナ禍のライブはルールが変わり、客席は少し冷静に楽しむようになったので、歌や演奏をこれまでより大事にしている。コロナ禍でいい方向に成長できた」とヤマサキさん。「和歌山にライブに来ると、応援してくれているのが、すごくよく分かる。距離が近く、いつも温かい。歓迎してくれてうれしい。和歌山城ホールはロックバンドの演奏が少ないので、ロックのでかい音楽を響かせたい。思いっきり演(や)りにいくので、遊びにきてください」と呼びかける。

 17時開場、18時開演。チケット料金は、前売り=5,000円、当日=5,500円(前売り完売の場合、当日券の販売はなし)。全席指定。チケット販売は、和歌山城ホール「サポーターズクラブ」会員先行=10月8日・9日、ファンクラブ「メゾンネズミ」先行=10月10日~18日、清水音泉湯仲間先行=10月21日~30日、一般=11月12日~。

※当日券について追記いたしました(2022年10月6日22時00分)。

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