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和歌山に「無人ホルモン直売所」 東北発、県内初出店

粉河加太線沿いにオープンした無人ホルモン直売所

粉河加太線沿いにオープンした無人ホルモン直売所

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 「無人ホルモン直売所 和歌山六十谷店」(和歌山市園部)が、和歌山市立有功小学校の近くにオープンして1カ月がたった。経営は「和歌山style(スタイル)」(海南市且来)。

店頭の冷凍ショーケースに並ぶホルモン

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 24時間365日、無人で持ち帰り専用ホルモンを販売する同店。「イートライン」(岩手県)が東北を中心に全国に約40店舗を展開するフランチャイズチェーン。和歌山スタイル社長の高野綾さんが、「全国でも有数の生鮮肉消費量を誇る和歌山ではホルモンも需要がある」と見込み、出店した。県内初出店。店舗面積は約6坪。

 取り扱うホルモンは、ハチノス、センマイ、コリコリ(以上200グラム入り)、ギアラ、シマチョウ、牛ホルモン(以上250グラム入り)、もつ鍋用牛ミックスホルモン(300グラム入り)など15種類。いずれも真空パックの冷凍で1袋1,000円。みそ味のホルモンだれ(180グラム入り500円)も販売する。

 無人販売のため、客は希望商品を冷凍庫から取り出し、個数に応じた金額を店内の料金箱に入れる。現金のほか、スマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」に対応する。

 高野さんは「身近にホルモン好きな人が多く、最近は女性や若い人にも人気なので、フランチャイズの話を聞いて和歌山でも挑戦してみようとオープンした。思った以上に好評でうれしい」と話す。「無人なので最初は不安もあったが、近隣の店舗の人たちが『時々お店見ておくね』など声をかけてくださり、無人ながら『地域密着』になっている。今後も地域に密着した新しいスタイルの店を和歌山で開業し、盛り上げていければ」とも。

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