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和歌山で「早生柿」出荷ピーク到来-にぎわう直売所、富有柿は10月中旬から

やっちょん広場に所狭しと並べられた早生柿

やっちょん広場に所狭しと並べられた早生柿

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 日本一の柿の産地を誇る和歌山県伊都地方の早生柿(わせがき)が現在、出荷のピークを迎えている。ファーマーズマーケット「やっちょん広場」(橋本市岸上、TEL 0736-33-2500)では柿を求める買い物客でにぎわいを見せている。

現在ピークの早生柿は種がない

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 橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町からなる紀の川中流エリアでは、温暖な気候を生かした果樹の栽培が盛んで、柿の生産量は全国一を誇る。紀北川上農協かつらぎ中央総合選果場(伊都郡かつらぎ町)の防野佳弘(ぼうのよしひろ)さんは、柿の収穫について「収穫の早い『極早生柿(ごくわせがき)』は中谷早生や坂口早生などを450トン、続いて収穫する『刀根早生柿(とねわせがき)』は5,000トン。早生柿の出荷ピークは10月1日から1週間くらい、甘柿の『富有柿(ふゆうがき)』は10月中旬から下旬にかけてがピーク」と話す。「昨年は干ばつや台風があり収穫量も少なめだったが、今年の出荷は順調」とも。

 柿は大きく分けて甘柿と渋柿があるが、早生柿は後者。そのため「渋抜き」が必要だ。収穫したその日に炭酸ガスを充満させた脱渋庫に入れ、18~ 24時間ほど寝かせる。脱渋庫内の温度は23~25℃。「この温かめの温度が、渋さを効果的に抜いてくれる」と防野さん。

 大阪府堺市から買いに来たという40代の夫婦は「夫が柿好きで、この季節は何度も買いに来る。富有柿も好きなので、旬になるのが楽しみ」と笑顔を見せた。橋本市在住の60代の女性は、「大阪にいる娘や友人に送るために買いにきた。和歌山の早生柿は甘くておいしい。家からやっちょん広場への道中、柿畑を見ながら来ることができるのもいい」とも。

 和歌山県伊都振興局は7月1日から9月15日のデータを基に、「本年度の刀根早生の肥大は平年より良好」と発表した。同広場で販売されている早生柿の販売価格帯は、20kg=1,500円~3,000円。

 営業時間は4月~9月=9時~18時、10月~3月=9時~17時。第1水曜定休。

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