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和歌山城の動物園で「市民ZOOフェスティバル」-羊毛ワークショップも

9月に仲間入りしたアメリカビーバーのひざし君 

9月に仲間入りしたアメリカビーバーのひざし君 

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和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で11月17日、「市民ZOOフェスティバル2013」が開催される。主催は市民ボランティア団体「わかやまフレンZOOガイド」と「動物教材研究所pocket」。

水禽(すいきん)園に仲間入りしたカルガモ

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同イベントは、年に一度市民ボランティアなどの主催によって開催される「お城の動物園のお祭り」。2008年に始まり今年で6回目を迎える。当初は10月20日開催の予定だったが、雨天のため順延に。昨年は約2000人の来場者でにぎわった。

 今年のテーマは「もっと動物園を楽しんじゃおう!」。単に動物を見るだけの動物園でなく、「知る動物園」「観察する動物園」の楽しさを伝えることを目的にしている。

 イベントのメーンは「動物ガイド」。市民ボランティア団体の「わかやまフレンZOOガイド」のメンバーが、さまざまな動物の前でその特徴を解説する。図鑑や文献で得られる情報を話すのではなく、お城の動物園にいる動物それぞれの個性や特徴を中心に話を展開するという。また、9月に募集した写真展の作品への投票や、飼育員による普段は見られない展示も行われる。

 今回のイベントでは「羊毛プロジェクト」が初登場。毎年春に毛刈りされる羊の毛を有効活用したいという思いからスタートした同プロジェクトは、毛刈り後きれいにカーディングされてふわふわになった羊毛を使って、羊のマスコットを作るワークショップを行う。

 わかやまフレンZOOガイドの三浦寿子さんは、「今年は初めての雨天延期となったが、イベント名通り、動物園で楽しく見て学べて遊んでもらえたら」と話す。

 開催時間は13時~16時。予約不要で入園料、参加費ともに無料。

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