
和歌山県産ミカンを使ったスイーツ商品「みかんもこ」「もっちりクレープみかんソース&ホイップ」の販売が2月18日、和歌山県内と兵庫県尼崎エリアの「セブンーイレブン」172店舗で始まった。
(左から)カットした「もっちりクレープみかんソース&ホイップ」と「みかんもこ」
「セブンーイレブン・ジャパン」と和歌山県は2004(平成16)年、「地域協働事業の実施に関する協定」を締結し、これまで県産品の活用促進を目的に連携事業を展開している。県はタイアップによる商品作りを通じて、広く県産食材をPRし、イメージアップとファン獲得に取り組む。
農林水産省の作物統計調査によると、和歌山県の令和5年度産ミカンの収穫量は、14万3900トン。全国の21パーセントを占め、20年連続全国1位を誇る。
「みかんもこ」(203円)はミカンを模したオレンジ色のシュー生地にミカンソースとチーズホイップを詰めた商品。「もっちりクレープみかんソース&ホイップ」(248円)は、ミカンソースとカスタードクリーム、ホイップクリームを重ねてクレープ生地で包んだ商品。いずれも新商品。
和歌山県食品流通課の木村夏純さんは「『みかんもこ』は、『あら川の桃』を使った人気商品『もももこ』に続く和歌山県コラボの『もこ』シリーズ第2弾。見た目もミカン色でかわいらしい。『もっちりクレープ』も人気商品なので反響に期待している。どちらも期間限定販売のため、見かけたら2つとも試してもらえたら」と話す。「販売地域も限られた商品なのでちょっとした手土産にもなる。新商品なのでSNSなどに味の感想なども投稿してほしい」とも。