
炉端焼きフレンチレストラン「VOIR(ボワール)」(和歌山市吉田、TEL 073-403-6524)が1月29日、JR和歌山駅近くにオープンした。経営は「OKIBI(オキビ)」(伝法橋南ノ丁)。
「ボワール」で提供する「熊野黒牛ランプのアンクルート(パイ包み)」
店名はフランス語で「見る、眺める」。串揚げ店跡を改装した約15坪の店内に14席を設ける。全席カウンター席で、カウンター越しにいろりでの調理風景や旬の食材などを目でも楽しんでもらおうと名付けた。2023年に「薪(まき)焼き OKIBI」(東鍛治屋町)をオープンした前川圭吾社長が手がける2店舗目。
店長の大上天諒さんは和歌山市出身。大阪や東京のレストランなどを経て、調理場に立ち、前川社長と共に新しいスタイルのフレンチメニューを考案している。
メニューは、「8種の旬野菜のテリーヌ」(1,000円)、「アジのエスカベッシュ」(1,200円)、「カリフラワーのポタージュ」(1,000円)、「炭焼き野菜プレート」(1,500円)、「熊野黒牛ランプのアンクルート(パイ包み)」(3,800円)、「国産ヒレ肉のロッシーニ」(5,800円)、スモークサーモンといくらの土鍋ごはん(2,800円)など。
ドリンクメニューは、ビール(800円)、ウイスキー(700円~)、シャンパン(グラス=1,400円、ボトル=17,000円)、白ワイン(グラス=1,000円~、ボトル=7,000円~)、赤ワイン(グラス=1,100円~、ボトル=8,000円~)、焼酎(600円~)、ジン(600円~)など。
大上さんは「目の前でさまざまな食材が調理されていく様子を五感で楽しんでほしい。気軽に来てもらえるようアラカルトで用意している。その時の気分でさまざまな料理を味わってもらえたら」と話す。「季節ごとにメニューを変えたり、トレンドを取り入れたりしながら、和歌山でフレンチといえば当店と言ってもらえるよう精進したい」とも。
営業時間は17時~23時。月曜定休。