
市堀川沿いの京橋親水公園(和歌山市福町)に飲食屋台が並ぶ「市堀川夜市」が期間を延長し、4月以降も開催されている。主催は「紀州まちづくり舎」(北桶屋町)。
同イベントは、2024年10月1日から今年3月31日までの予定で、毎日開催してきた。同社と和歌山市が協議し、4月以降も試験的な開催を継続する。屋台を設けるほか、伝統的な木舟「三反帆」を使ったナイトクルーズ(中学生以上=1,500円、子ども=1,000円)を運航する。
屋台には、さまざまな飲食店が日替わりで出店。出店するのは、居酒屋や中華そば店、うどん店、カフェなど。居酒屋はおでんや唐揚げ、焼き鳥などを提供する。
同社の吉川誠人社長は「まずは『市堀川には夜、屋台が出る』という光景を、地域の日常に根付かせたい。観光客にとっても新たな選択肢になるはず」と話す。「春になり、人通りが増え、立ち寄る人も増えている。半分くらいは県外の人で、外国人観光客も毎週のように訪れている。1日だけ出店する店もあり、料理や店主との出会いを楽しんでもらっている。さまざまなジャンルの店が出店するので繰り返し足を運んでもらえたら」とも。
開催時間は17時~22時。