
「第73回 港まつり花火大会」が7月26日、和歌山港中ふ頭万トンバース(和歌山市西浜)で開催される。
1953(昭和28)年に港の安全と繁栄を祈願し、港に関心を持ってもらおうと始まった花火大会。約3000発の花火を海上から打ち上げる。昨年は3万8000人が来場した。
今年は花火打ち上げ前にドローン500機のショーが新たに加わる。花火は例年通りの約3000発を、1時間から30分に凝縮し打ち上げる。
2012(平成24)年から大会運営に個人協賛金制度を導入。1口3,000円以上の協賛者を、花火を打ち上げる台船前に設けた特別観覧エリアに招待する。実行委員会によると、昨年は約600口の申し込みがあったという。今年は7月24日まで、和歌山市役所で申し込みを受け付けている。
和歌山市商工振興課の安田誉仁さんは「港まつりは観客と花火の距離が近い。会場から見上げる夜空いっぱいに広がる花火は大迫力」と話す。「昨年11月に和歌山城で開催したドローンショーが好評だった。夜空に織り成す幻想的なドローンショーも、会場で楽しんでもらいたい」とも。
開催時間は20時~20時50分。荒天中止。