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和歌山駅にジェラート店「キミノーカ」-紀美野町に次ぎ2店舗目

「キミノーカ和歌山MIO店」の宇城哲志オーナー

「キミノーカ和歌山MIO店」の宇城哲志オーナー

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 JR和歌山駅ビルの商業施設「WAKAYAMA MIO(和歌山ミオ)」(美園町)1階に11月12日、ジェラート店「キミノーカ和歌山MIO店」(TEL 090-7112-6533)がオープンした。店舗面積は約5坪。

「柿ソルベ」と「干し柿と白ワイン」ジェラート

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 紀美野町の本店に続き2店舗目となる同店。本店は2013年、店主・宇城哲志(うしろてつじ)さんの自宅近くに開業。休日には県内外から500人以上が集まるようになったが、「もっと多くの人に食べてもらいたい」との思いから同店を開いたという。

 宇城さんは紀美野町で農業を営んでおり、自ら育てた野菜や果物をジェラートに加工している。「自分たちで育てているから、いつでも新鮮なものを量もたっぷり使える。一番いいタイミングで加工するのもおいしさの秘訣(ひけつ)」といい、「柿のジェラートは1人前につき柿1個ほど使っているが、通常この値段ではそこまでたくさん使えない」とも。店内では野菜や果物も販売している。

 フレーバーは季節によって変更があるが、常時6種類を用意。価格は、シングル=340円、ダブル=380円。現在は「柿ソルベ」「Mint」「うすいえんどう豆」「干柿と白ワイン」「山椒(さんしょう)」「ホワイトチョコレート」「さつまいも」「ちりめんキャベツ」を提供。「さつまいもが1番人気」だという。

 和歌山市在住の中里佳世さんは「紀美野町の店には車がないと行けなかったので、寄りやすくなってうれしい。もう3回来た」と笑顔を見せる。「和歌山の地元食材が食べられるのもいいなと思っている。おしゃれだし、これからも通いたい」とも。

 今後はトッピングをそろえたり、スープなど軽食を提供したりするなどの予定があるという。「和歌山は本当に育つもののバリエーションが豊富で、こんな場所は日本で他にない。和歌山に普通にあるものを日常的においしく食べてもらうため、これからも頑張りたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は9時~20時。定休日は同施設に準ずる。

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