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和歌山・生石高原でススキ見頃 観光客でにぎわう

雨上がりに生石高原一面に揺れるススキの穂

雨上がりに生石高原一面に揺れるススキの穂

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 生石(おいし)高原で現在、秋の訪れを告げるススキが見頃を迎えている。 

頂上からの景色をみる観光客

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 紀美野町と有田川町にまたがる標高870メートルの山頂一帯にあり、約13ヘクタールのススキ野原が広がる同所。空気の澄んだ日は、山頂付近から四国や岡山まで見渡せる。登山道が整備され、ハイキングやキャンプを目的に多くの人が訪れる。1955(昭和30)年に和歌山県が県立自然公園に指定した。山頂付近には、 キャンプ場管理、地場産品の販売を行う施設「山の家おいし」を設置する。 

 今年もススキの穂が見頃を迎え、県外からもススキや山頂からの眺望を目当てに観光客やハイキング客が訪れた。10月25日は山頂付近で雨が降り、霧がかかり、晴れると雲海が現れ、訪れた観光客たちが感嘆の声を上げていた。 

 京都から訪れた女性は「数年前に生石高原に来た。以前来た時は晴れていたが、今回のような雨が降ったり霧がかかったりする天気で高原を見たのは初めて」と話す。滋賀県から訪れた女性は「ススキの穂が辺り一面に広がってきれい。山の頂上から雲海を見たのは初めて。感動した」と笑顔を見せていた。

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