和歌山県温泉協会が12月12日、和歌山県内の温泉施設などを巡る「和歌山県温泉協会スタンプラリー」を始めた。

和歌山県PRキャラクターきいちゃんが描かれた昨年度景品のプリペイドカード

　県内を紀北、紀中、紀南の3エリアに分け、各エリアで1つずつスタンプを集めた応募者の中から、抽選で200人に和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」のオリジナルデザインの500円分のプリペイドカードを進呈する。

　対象は和歌山県内40施設。紀北は、「ゆの里」（橋本市）、「神通温泉」（紀の川市）、「天然紀州黒潮温泉」（和歌山市）など7施設、紀中は、「有田川温泉 光の湯」（有田市）、「二ノ丸温泉」（湯浅町）、「美山の湯」（日高川町）など8施設、紀南は、「崎の湯」（白浜町）、「ホテル浦島」（那智勝浦町）、「龍神温泉元湯」（田辺市）など25施設。

　スタンプラリー冊子は、対象施設のほか、県内の観光案内所や道の駅、高速道路のサービスエリアなどで配布している。冊子には、地図や施設紹介、泉質などの情報のほか、近畿自然歩道と自然公園を紹介し、温泉施設周辺のウオーキングコースや景観案内を掲載する。スタンプは、対象施設の日帰り入浴か宿泊で付与する。

　同協会事務局の前橋旭さんは「和歌山県には紀北、紀中、紀南とそれぞれのエリアに歴史のある温泉がある。県内を巡り、観光を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　3月2日まで。応募締め切りは3月13日。