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新宮・神倉神社で「御燈祭り」 前年上回る1580人が参加

新宮・御燈祭りで1580人の上り子が一斉に山を下る様子

新宮・御燈祭りで1580人の上り子が一斉に山を下る様子

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 神倉神社(新宮市神倉)で2月6日、伝統行事「御燈(おとう)祭り」が行われた。

新宮・御燈祭りで山門へ集まる上り子の様子

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 国指定重要無形民俗文化財で、1400年以上前から伝わる同祭。同神社によると、火の神性を畏怖し、原始の信仰を今に伝える火祭りの原点で、男性が祭礼で「御神火(ごしんか)」から分けられた火を家で待つ女性に届けて神棚にともし、熊野神の来臨を告げ、サカムカエと呼ばれる祝いで喜んだという。

 当日は17時から白装束に荒縄を締めた「上り子(のぼりこ)」と呼ばれる男たちが「わっしょい」の掛け声と共にたいまつで石段をたたきながら音を出し、ご神体「ゴトビキ岩」をまつる神倉神社を目指し、538段の石段を登った。子どもを抱きかかえた人や大阪や東京など県外からの参加者など、さまざまな世代の人が集まり、昨年の1450人を上回る1580人が参加した。祭礼が始まり、手にしたたいまつに御神火が移されると声を張り上げ、たいまつをぶつけ合った。20時前に山門が閉じ、再び山門を開くと燃え盛るたいまつを手にした上り子たちが一斉に山を駆け下りた。

 東京から訪れた20代の男性は「以前からこの祭りを知っていて、今年初めて上り子として参加した。538段の石段登りは想像以上に大変だったが、歴史ある祭りに参加できてよかった。次回も参加したい」と笑顔を見せる。

 神倉神社奉賛会の井上信也会長は「会長に就任して初の祭。祭りの準備は昨年8月からしめ縄用のわらの確保、年を越して1月にしめ縄を作成、モルタルで石段を補修するなど多岐にわたる。無事に祭りを執り行えて良かった」と話す。

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