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和歌山の学校司書が選ぶ1冊「わかイチ本2025」は「それいけ!平安部」

(左から)「わかイチ本」実行委員会メンバーの、榎本さん、白樫さん、南さん(=宮脇書店和歌山店の特設コーナー前で)

(左から)「わかイチ本」実行委員会メンバーの、榎本さん、白樫さん、南さん(=宮脇書店和歌山店の特設コーナー前で)

 和歌山県内の高校・特別支援学校の学校司書が選ぶ「わかイチ本2025」の結果が3月3日、県内の書店や図書館で発表された。

和歌山県立北高校北校舎図書館の「わかイチ本2025」特設コーナー

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 2024年11月~25年10月に国内で出版された小説を対象に、和歌山県内の高校、特別支援学校の学校司書が投票で10位までの順位を決める同企画は今年で2回目。1人最大5冊に投票し、5位=1点~1位=5点の合計点を集計した。結果は、県内の書店や図書館などの特設コーナーに掲示するほか、無料配布する冊子にも掲載する。

 第2回の結果は、1位=「それいけ!平安部」(宮島未奈著、小学館)、2位=「ありか」(瀬尾まいこ著、水鈴社)、3位=「アフターブルー」(朝宮夕著、講談社)、「クロエとオオエ」(有川ひろ著、講談社)など。

 1位に選ばれた著者の宮島さんは「『それいけ!平安部』の舞台は複数の都道府県をモデルにしています。実はそのうちのひとつが和歌山県でした。登場人物が見ている景色は皆さんも見ている景色かもしれません。平安部の一員になった気持ちで読んでほしいです」(原文ママ)とコメントを寄せる。

 和歌山北高校北校舎(和歌山市市小路)学校司書の榎本綾子さんは「埼玉県の学校司書との交流で、イベント『イチオシ本』を知り、昨年初開催した。各図書館では専用のコーナーを作っているので、生徒たちとどの本を選んだかなど会話のきっかけになっている」と話す。「和歌山県民の読書率は低いと言われて久しい。この活動が読書率向上につながればうれしい。学校司書の存在をたくさんの人に知ってもらったり、思い出したりしてもらえたら」とも。

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