酒造会社「中野BC」(海南市藤白)の直売店「長久庵(ちょうきゅうあん)」が4月3日、同社工場向かいに移設リニューアルオープンした。
リニューアルでは、これまで工場敷地内にあった直売店を、道路に面した旧社宅跡地に新築・移設。南高梅のシンボルツリーやフォトスポットにもなるモニュメントを配置し、酒蔵見学の有無に関わらず誰もが気軽に立ち寄れる体験型ショップとして刷新した。店内で常時約30種類の梅酒や梅ジュース、日本酒などを販売する。新たに、黒沢牧場(上谷)のジェラート販売コーナー、梅酒や梅ジュースの無料試飲や希少酒(1杯=500円~)を提供するバーカウンターを設置した。
同社は酒造業を主力に、梅や柿の研究部門、梅の果汁や粉末などを製造する梅原料部門、梅エキスの健康食品を製造するヘルスケア部門、シイタケ栽培部門など、さまざまな事業を手がける。1987(昭和62)年には観光部門を創設し、酒蔵見学や庭園見学など、観光客の受け入れにも力を入れる。
オープン当日にはセレモニーを行い、地元自治体や観光協会などの関係者が出席。テープカットで祝った。
中野幸治社長は「梅農家を支える梅酒を事業の軸の一つに据え、和歌山に貢献したい。おいしさと健康を発信するプラットホームを目指す。長久庵は当社の直営店にとどまらず、海南市に点在する観光資源と地域住民を結び、来訪者増加につなげ、365日人が集まるコミュニティー拠点に育てていきたい」と話す。
西岡明日香店長は「買い物だけでなく、試飲やジェラート販売など、老若男女問わず誰もがこの場で楽しめる体験に力を入れる。気軽に立ち寄ってほしい」と話す。今後の展望については「健康測定器なども設置し、健康づくりも応援する場としても楽しんでもらいたい」とも。
営業時間は10時~16時。