2種のフラミンゴのひなが3月28日と29日、「アドベンチャーワールド」(白浜町堅田)で誕生した。
アドベンチャーワールドの「バードトープ」で親鳥に寄り添うフラミンゴのひな(4月6日撮影)
28日にベニイロフラミンゴ、29日にチリーフラミンゴがそれぞれふ化した。同園によると、2羽のひなは現在、親鳥に付いて活動的に動き回り、寒い時は親鳥の羽の中に潜り込んでいるという。
同園は2025年、ネットの屋根と横幕、出入り口を設置し、鳥の営巣スペースの整備や植栽を行った水鳥エリア「BIRD TOPE(バードトープ)」を整備。害獣や野鳥との接触を防ぎながら、水鳥が本来持つ生態を引き出し、自然に近い環境でのフラミンゴの繁殖に取り組んできた。繁殖成功は今回が初めて。
アニマルエデュテインメント部ふれあい課の陣内郁佳さんは「ひなは体がどんどん大きくなり、現在は白い羽が徐々に灰色に変化していく。くちばしも成長とともにフラミンゴ特有の弧を描くくちばしになる。徐々にフラミンゴらしく成長する姿に注目してほしい」と話す。「2014(平成26)年以降に当園でふ化したフラミンゴのひなは全て人工育雛(いくすう)だったが、今回は自然育雛に挑戦している。現在も複数の個体が抱卵している。鳥が健やかに暮らし、次の世代につながる環境づくりを進めていきたい」とも。