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和歌山市出身の編集者がエッセー集「明日のパン」刊行 出版事業第1弾

エッセー集「明日のパン」を刊行した「ノオト」社長の宮脇淳さん(宮脇書店和歌山店)

エッセー集「明日のパン」を刊行した「ノオト」社長の宮脇淳さん(宮脇書店和歌山店)

 和歌山市出身のライター・編集者で和歌山経済新聞初代編集長の宮脇淳さんが立ち上げた出版レーベル「ノオトBOOKS(ブックス)」が7月16日、第1弾書籍となるエッセー集「明日のパン」を刊行した。発行元は、宮脇さんが社長を務める編集プロダクション「ノオト」(東京都品川区)。

(左から)関東圏向けの帯を付けたエッセー集「明日のパン」と関西圏向けの帯を付けた「明日のパン」

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 同書は、関西エリアで日常的に使われる言葉「明日のパン(=翌朝のためのパン)」をテーマにしたエッセー集。料理人や芸人、作家など関西にゆかりのある21人が執筆し、家族や友人との思い出や日常の物語をつづる。関西地方で販売する本にのみ、「東京の人、明日のパン知らんらしいで」という関西弁の帯を用意する。同社によると、複数人の編集者と作家によるチーム制で、企画から半年で刊行にこぎ着けたという。

 7月8日には、宮脇さんが「宮脇書店和歌山店」(和歌山市広瀬中ノ丁2)に同書を持ち込み、関西で初納品した。宮脇さんによると同店に知人が勤務しているが、経営者と親戚関係にはないという。「フラヌール書店」(東京都品川区)で先行発売し、直販で販路を広げている。

 宮脇さんは「20年以上ウェブのコンテンツ制作を中心に取り組んできたが、ネット記事は日々流れていき、サイトが閉鎖されると二度と読めなくなる。これからの編集人生は、一冊一冊を大切に、いつでも読み返せるような、読書の時間をプレゼントできる本づくりにチャレンジしたい」と話す。「関西人なら100人100通りの『明日のパン』があるはず。AIの台頭する時代だから、人間にしか書けない表現としてエッセーに着目した。21編のエッセーは、全作品を読んだ上でCDアルバムの順番を決めるように編んだので、収録順に読んでもらえるとうれしい」と呼びかける。

 B6判変型、256ページ。価格は2,500円。全国の書店のほか一部のパン店、オンラインショップで販売する。和歌山市内では書店「宮脇書店和歌山店」や「本町文化堂」(本町3)、パン店「チックタック」(園部)で取り扱う。

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