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ミカンに抹茶合わせた今年の「ノエル・アリダ」、和歌山と東京で販売開始

和歌山市内で販売されている「ノエル・アリダ2015」

和歌山市内で販売されている「ノエル・アリダ2015」

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 和歌山・中之島のケーキ店「パティスリー エルヴェ」(和歌山市中之島、TEL 073-472-7388)で12月1日、ミカンケーキ「Noel Arida(ノエル・アリダ)2015」の販売が始まった。

最優秀賞に輝いた吉本さんと「Amour de Noel Arida」

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 11月8日に開かれた「Noel Arida Sweets Contest(ノエル・アリダ・スイーツ・コンテスト)」で「最優秀Toshi Yoroizuka賞」を受賞した同ケーキ。京都宇治茶の老舗「伊藤久右衛門」(京都府宇治市)のグランシェフ・吉本多可人さんの作品だ。

 同コンテストは2010年、有田市が特産のミカンの魅力を伝えるために始めたもので、今回で6回目。審査員長は「Toshi Yoroizuka」(東京都)オーナーシェフの鎧塚俊彦さん。最優秀賞の作品はその年の「ノエル・アリダ」として、県内の洋菓子店や鎧塚さんの店で商品化される。

 今年は全国から寄せられた97作品の中から書類審査を通過した10作品がコンテストへ出場。作品の見た目や商品化のしやすさのほか、出場者のプレゼンテーションを経て受賞作品を決定した。

 コンテストの審査員で、和歌山市内で唯一「ノエル・アリダ」を扱う洋菓子店「パティスリー エルヴェ」店主の橋本憲司さんは「ミカンは爽やかで淡い味の食材。他の素材に打ち消されてしまうので主役に据えるのは難しい。受賞作は今年のエントリーで唯一の抹茶を使ったレシピで、ミカンと抹茶のバランスが絶妙。ミカンが主役になっている点が高評価につながった」と話す。

 ケーキを食べた和歌山市内在住の30代女性は「ミカンが大きくて驚いた。食べてみるとジューシーでおいしい」と話す。「抹茶の香りもとてもいいし、クリームもなめらか。食べ応えがある」とも。

 価格は420円。同店のほか、有田市や有田川町、湯浅町の洋菓子店5店舗でも販売中。22日からは「Toshi Yoroizuka ミッドタウン店」(東京都港区)での取り扱いが決定している。

 販売は12月末日までを予定。

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