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和歌山・平池緑地公園でカモのひな誕生 よちよち歩きで池デビュー

マガモ親子(6月8日撮影)

マガモ親子(6月8日撮影)

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 和歌山電鉄甘露寺駅前駅近くの平池緑地公園(紀の川市貴志川町)で現在、マガモ親子が来園者の人気を集めている。

池から上がってきたひな

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 同池は外周約1.5キロメートル、面積10.5ヘクタールのため池。2007年3月に遊歩道などが整備され、緑地公園となった。池の周囲には3つの古墳が点在するほか、珍しい水草や、バン、カイツブリ、キンクロハジロなどの珍しい水鳥や渡り鳥が生息している。

 6月~7月にかけては、2000年以上前の地層から発見された古代ハス「大賀ハス」やベトナムハスなどが開花。来園者の目を楽しませている。

 マガモは野鳥広場近くのベトナムハスが植えられている浅瀬を中心に生息しており、周辺の遊歩道から親鳥に続いてひなたちがよちよちと歩く姿が見られる。カモの繁殖期は4月から8月で、一度に10個前後の卵を産む。ひなは42日~60日で飛べるようになる。散歩に来ていた近隣に住む男性は「今年のひなは13羽だった」と話す。

 ひなの様子を一目見ようと待つ人や、園内を散歩する人たちからは「どこにいるのかな」「かわいい」「ちょっと大きくなったかな」などの声が聞かれた。

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