和歌山・紀三井寺でベリーダンスイベント「夜桜に舞う」 サクラ色で本堂ライトアップ

本堂の中で舞うダンサーたち

本堂の中で舞うダンサーたち

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 救世観音宗(ぐぜかんのんしゅう)総本山の「紀三井寺」(和歌山市紀三井寺)で4月2日、アラブバンド演奏とベリーダンス舞踏イベント「夜桜に舞う」が開催された。主催は「Eva.Oriental Dance Studio(エヴァ オリエンタル ダンス スタジオ)」(本町)。

散華する紀三井寺副住職の前田泰道さん

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 サクラ色にライトアップした本堂の前でダンサーたちがベリーダンスを披露する同イベントは今年で2回目。指定席150席は完売し、当日は立ち見客の姿もあった。

 境内では、副住職・前田泰道さんの祈願と散華の後、アラブ音楽が流れる中、アコースティックユニット「天の羊」ヴォーカルの南美穂さんの歌声に合わせてダンスが始まった。

 この日は、同スタジオ代表の「Eva,香陽」さんと受講生、ゲストダンサーにLotusさん、Samarさんを招き、演奏は加藤吉樹さん(ウード)、永田充さん(ダルブッカ)、泰進一さん(ヴァイオリン)、平地正憲さん(アラビックキーボード)、エジプト人ボーカリストのアブデッラさんが出演した。

 香陽さんは「紀三井寺の本堂で踊れることがこんなにうれしいと思うのは、やっぱり私が日本人だからだと思う。普段はお寺をお参りすることはあまりないが、日本人の魂が宿っている場所だと感じる。本堂で踊る時はステージとは違う高揚感に包まれる。日本の伝統文化のお寺で観客全員と一体化でき、最古の伝統舞踊であるベリーダンスを演じれてうれしい」と笑顔を見せていた。

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