JR和歌山駅前のJAビル(和歌山市美園町5)で3月23日、堀江貴文さんの講演会「すべてを失ったいま、伝えたいことがある。~私がゼロを書いた本当の理由~」が開かれる。
著書「ゼロ」を発刊し、全国で講演を行う堀江貴文さん(画像提供/和-なごみ)
堀江さんの最新著書「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」(ダイヤモンド社)の発売を記念したPRイベント。
主催する「和-なごみ」(有田郡湯浅町)社長の小幡和輝さんは、和歌山県立耐久高校に通う現役高校生。10年近く不登校だった自身の体験を生かし、同じ悩みを抱える同世代を応援する同社を立ち上げ、高校生による音楽イベントやカフェの運営などを企画している。
「小学生の時にテレビで堀江さんを見てファンになった」という小幡さんは、著書の発売を記念して各地で講演会が行われると聞き、和歌山での開催を交渉。「堀江さんとはもちろん面識はなく、当初は予算オーバーで諦めかけた。しかし、粘り強くお願いし、書籍のPRにつながる見込み集客数を提示して折り合いがついた」と興奮気味に経緯を話す。
春からは和歌山大学に通う。「和歌山は地方都市として多くの問題に直面している。それを乗り越えるには発想と行動力が必要。若い世代や女性にもたくさん来てほしい」と呼び掛ける。
講演会は18時30分~20時。チケット料金は3,000円(来場者特典の「ゼロ」1冊込み、高校生以下は割引)。定員は500人。