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ガーデンパーク和歌山のWAY書店で「本の福袋」販売 図書館の事例をヒントに

福袋を企画したスタッフの岩瀬竜太さん

福袋を企画したスタッフの岩瀬竜太さん

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 TSUTAYA WAYガーデンパーク和歌山店(和歌山市松江、TEL 073-480-5900)で1月1日、本の福袋の販売が始まった。

福袋にはテーマに合わせてスタッフがセレクトした3冊が封入されている

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 福袋は「青春」「日本語」「電車」「食べ物」「家族」など、18テーマでラベリング。それぞれ3冊セットで中身が見えないように紙袋に封入している。

 福袋を企画したスタッフの岩瀬竜太さんは「ここ数年、全国各地の図書館で開架図書数冊を「福袋」に入れて貸し出す企画が実施されているのを知り、書店でもこういった試みを応用できないかと考えた。再販売価格維持制度によって新刊書籍は定価販売になるため、価格のお得感は出せない。テーマと選書の妙で楽しんでもらえるようなセレクトにした」と話す。

 「お仕事」の福袋を購入した、和歌山市在住の40代女性は「自分で本を選ぶのもいいけれど、この福袋なら自分では選ばない本に出合えそうですごくワクワクする。娘も本好きなので、親子で楽しみたい」と笑顔を見せていた。

 福袋は本好きなスタッフ3人で合計20袋を作成した。「初めての試みで手にとってもらえるか不安だったが、早速5袋購入してもらえてうれしい。いつ来ても楽しんでもらえるような、提案性がある売り場作りを心掛けていきたい」と岩瀬さん。

 価格帯は1,600円~3,073円。1月11日まで販売予定(売り切れ次第終了)。

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