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和歌山市オールロケ 映画「ちょき」先行上映、初日は市内映画館で舞台あいさつも

映画「ちょき」の舞台になったじゃんじゃん横丁で「ちょき」のポーズでPRする(左から)奥田瑠子さん、吉沢悠さん、金井監督

映画「ちょき」の舞台になったじゃんじゃん横丁で「ちょき」のポーズでPRする(左から)奥田瑠子さん、吉沢悠さん、金井監督

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 和歌山県内5カ所の映画館で11月19日、和歌山市を舞台にした映画「ちょき」の先行上映が始まる。

映画「ちょき」撮影中の小松政夫さん(右)と金井純一監督

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 じゃんじゃん横丁を中心に県立和歌山盲学校やマリーナシティ、和歌浦天満宮など、全ての撮影が和歌山市内で行われた同作。せりふにも和歌山弁が使われている。

 ストーリーは書き下ろしで、奥田璃子さん演じる盲目の少女と、吉沢悠さん演じる妻を亡くした美容師との交流を描くヒューマンラブストーリー。金井純一監督が和歌山市へ訪れたときのインスピレーションから作り上げた。金井監督は「触れ合ったまちや人から感じたものをもとに練り上げた。和歌山市でしか撮れない、あたたかい愛のある映画になったので多くの方に見てもらいたい」と呼び掛ける。

 同作の出演者で方言指導も担当したフリーアナウンサーの宇和千夏さんは「金井監督と一緒に脚本を和歌山弁に書き換えた。監督からはいつも使っている言葉を大切にしてほしいとリクエストがあったので、自然なせりふになるよう気を配った。すんなりと和歌山弁を話せていた主演の2人には驚かされた」と撮影を振り返る。「景色もせりふも、普段の飾らない和歌山が出ている作品なので、地元の人にこそ見てほしい」とも。

 同日は金井監督と奥田さん、吉沢さん、主題歌を担当したおおはた雄一さんが舞台あいさつを行う。舞台あいさつが行われる上映回は、ジストシネマ和歌山=10時25分~、イオンシネマ和歌山=13時~。

 鑑賞料は、当日一般=1,800円、大学・専門学校生=1,500円、シニア・高校生・中学生以下=1,000円。12月3日から全国で順次公開。

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