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和歌山で「紀州海南ひなめぐり」 エリア拡大、おひなさま列車運行も

海南駅構内に飾られたビッグひな壇

海南駅構内に飾られたビッグひな壇

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 海南・和歌山市エリアで2月15日、「紀州海南ひなめぐり」が始まった。

貴志川線車内に飾られたつるしびな

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 2011年に始まった同企画は今年で7回目。JR海南駅や海南駅前商店街、「漆器の町」として知られる黒江・川端通りをメイン会場に、今年はJR和歌山駅と貴志駅を結ぶ貴志川線までエリアを拡大する。

 初開催の貴志川線では、車内に小学生が作ったひな飾りを車内の中づりに飾るほか、網棚につるしびなを掛けた「おひなさま列車」を運行する。主要駅の和歌山駅9番ホームと伊太祈曽駅、終点の貴志駅にはひな人形を展示する。

 JR海南駅構内には恒例の「ビッグひな壇」を設置。高さ2.5メートル、幅8メートルのひな壇には約1000体のひな人形を飾った。このほか駅前商店街ではメガネを掛けたもの、湿布を貼ったものなど商店にちなんだ装飾を施した人形をショーウインドーに展示する。

 実行委員の西谷裕之さんは「粉河や九度山町、那智勝浦町と交流があり、各地でひな人形を飾るイベントを開催している。県内でもっと広げていきたいと思い、貴志川線に声を掛けたところ快諾を頂けた。車内に飾る地元の子どもたちの絵が見どころ」と話す。「初年の会場は70数カ所だったが、数年前から海南市街地から拡大し今年は146カ所になった。温山荘での『ひいなあそび』など関連イベントもたくさんあるので足を運んでほしい」とも。

 3月15日まで。

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