テスト
体験型起業イベント「Startup Weekend 和歌山(スタートアップウィークエンドワカヤマ)」の最終プレゼンテーションが3月24日、「Park Biz WAKAYAMA」(和歌山市八番丁)で開催されました。主催はNPO法人「Startup Weekend」(東京都渋谷区)。
3月22日から3日間、開催した同イベント。県内外の経営者や会社員、学生など29人が参加し、「仮説を議論し続けずに、検証のために外に出て行動しよう」という意味を込めた「NO TALK,ALL ACTION」を合い言葉に、専門家へのヒアリングや街頭インタビュー、商品の試作や試行を経て、ビジネスプラン作りに取り組みました。
初日は、参加者がそれぞれのビジネスアイデアを1分間で発表。投票で案を絞り、7案・7グループに分かれました。
2日目は、街に調査に出かけ、メンターを務めた地元起業家から助言を受け、ビジネスプランを作成。最終日は、審査員や見学者を集めて、プレゼンテーションを行いました。審査員は、「フリーゲート白浜」(白浜町)井上真央社長、「データプール」(大阪市)高幣久富社長、「BABY JOB」(大阪市)上野公嗣社長、「ユタカ交通」豊田英三社長など、さまざまな業種の経営者らが務めました。
最優秀賞は、運動習慣をつけたい人を対象にした「とにかく私に厳しいジョギングアプリ」。2位は大学生のファースト・アルバイト体験を提供するサービス、3位はアバターを利用したソーシャルダイエットアプリなどが選ばれました。
那智勝浦町から参加した中村晶さんは「話し合っても、調べてみるとすでに商品化されているなど、やってみないと分からないことがたくさんありました。次々と案は出るが、いかに早く試せるかが重要。まずは、決めて始めることが大切、経営者としての決断の重要性を実感しました。時間がなくなって焦る中、一人では出来ないことも、他の参加者と協力して実現できた。チームの力を体感した3日間でした」と笑顔を見せました。