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田辺工業高生が巨大「モンスターボール」製作 「子どもの知っているもの」に挑戦

「きのくにロボットフェスティバル」でオブジェを展示した生徒たち

「きのくにロボットフェスティバル」でオブジェを展示した生徒たち

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 和歌山県立田辺工業高等学校(田辺市あけぼの)機械科の生徒たちが製作した「モンスターボール」のオブジェが2月8日・9日、朝来(あっそ)コミュニティーセンター(上富田町朝来)で展示される。

製作の様子

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 機械科2年B組の生徒が製作した同オブジェは、「ポケモン」(東京都)のゲーム「ポケットモンスター」に登場するモンスターを捕まえたり、収納したりする道具。担任教員の「子どもたちが知っているものを作ろう」の呼び掛けで製作テーマに選んだという。

 オブジェは鋼鉄製で、直径1メートル、重さは台座を含めて約50キロ。0.8ミリの鉄板をパーツに切り分け、板金溶接し、赤と白に塗装して仕上げた。中央の丸い部分はLEDライトで光る。約1カ月の製作期間を経て、文化祭で初めて公開し、昨年12月15日に開かれた「きのくにロボットフェスティバル」や1月の「和歌山県高校教育研究会工業部会」などで展示した。

 朝来公民館作品展は、同地区の学童生徒たちの作品や公民館事業の絵画、写真、書道、編み物などを展示。

 機械科長の高井正人さんは「今年は球体だったのでパーツが少なくて作業は早かった。2年生でこれだけできれば上出来。来年も同じメンバーで挑めるので、次回作にも期待したい」と話す。

 展示時間は、8日=9時~17時、9日=9時~15時。入場無料。

※和歌山県工業部会を和歌山県高校教育研究会工業部会に訂正しました(2020年3月4日 14時修正)

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