和歌山県庁近くの和歌山県立文化会館(和歌山市小松原通1)で7月25日、市長選告示8月3日を前に立候補予定者を招いた「和歌山市長選挙公開討論会」が開催される。主催は和歌山青年会議所(西汀丁、TEL073-428-3334)。
コーディネーターを務める和歌山大学地域連携・生涯学習センターの西川講師
任期満了に伴い開催される和歌山市長選挙の立候補予定者は6人。2002年から3選を果たした現職の大橋建一市長は不出馬を表明している。同選挙の投票率は平成11年=57.72%、平成14年=48.16%、平成18年=44.42%と減少の一途をたどり、前回の2010年は36.45%まで低下している。
同団体地域経済活性化委員長の山路由剛さんは「『選挙だよ!全員で行こう』を合言葉に、投票率を向上させたい」と意気込みを話す。「今年は新しい試みとしてインターネットで質問を受け付けている。若い世代にも関心を持ってもらうために、ソーシャルメディアも活用し情報発信に力を入れる」とも。
同討論会のコーディネーターを務める和歌山大学地域連携・生涯学習センター講師の西川一弘さんは「候補者の考えの違いがわかるよう、それぞれの意見を引き出したい。市民の市政に対する関心事を候補者に投げかけるので、ぜひ質問を寄せていただければ」と話す。「和歌山市の未来を託す大切な選挙。討論を聞いて、ぜひ選挙に行ってほしい」と呼び掛ける。
同討論会の様子は後日、地上波放送で公開するほか、各候補者の演説をサイト上に公開する予定。