和歌山市大新公園近くの居酒屋「大新西入ル青魚(だいしんにしいるブルーフィッシュ)」(和歌山市新中通、TEL 073-499-7258)が6月27日、1周年を迎えた。店舗面積は20坪。席数は35席。
「安くて美味しい旬のものを提供したい」と話すオーナーの中川さん(左)
店名にわざわざ地名を入れることで、「どこにある何のお店かわかるようにしたかった」とオーナーの中川佳法さん。父親が京都出身で、その独特の住所表記を参照したという。
メニューには旬の食材を使用。8月末までは、1周年感謝特別記念コース「夏ハモと新タマと菊菜のしゃぶしゃぶコース」(3,300円、要予約)を提供する。「季節によっては難しいが、メニューの最初に青魚料理を載せていきたいと考えている。年中手に入るマグロは、あえて使わないようにしている」とこだわりを見せる。
「しめサンマのサンドイッチ」と「もっちりマフィンの海老のすり身挟み揚げ」(以上620円)は、開店当初からの人気メニュー。夏場は「旬のあじの2色盛り 薬味まみれのなめろう&タタキ」(680円)、「高糖度の冷やしフルーツトマト スダチを絞って」(560円)、「泉州水ナスの浅漬けサラダ 白ダシ醤油を隠し味に」(550円)などが人気だという。
「特別な時に来る店ではなく、日常の生活の中で自分の家の台所やリビングのような店でありたい」と中川さん。「個室を作らず、あえて仕切りの少ない内装にした。お客さん同士の交流も生まれれば」とも。
営業時間は17時30分~23時30分。