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和歌山・かつらぎ町で小中学校給食無償化 県内で無償化広がる

給食を食べるかつらぎ町立妙寺中学校1年の生徒たち

給食を食べるかつらぎ町立妙寺中学校1年の生徒たち

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 学校給食の無償化が4月1日、かつらぎ町立の小・中学校7校で始まった。

4月18日の給食(麦ご飯のカレーライス、カラフルサラダ、クレープ)

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 和歌山県内では2013(平成25)年から高野町が小中学校の学校給食無償化を進めている。紀美野町や紀の川市でも無償化している。

 かつらぎ町は、町内の小学校5校と中学校2校の給食無償化を実施。2021年度までは、一人当たりの給食費は、小学校で平均4万7,500円、中学校で平均5万400円の内、2割を町が負担してきた。2022年度からは小中学校の児童・生徒、計1043人の給食費を町が全額負担する。町内に住民票があれば、県立や私立の学校に通う子を持つ家庭にも同額を支給する。

 同町教育委員会の担当者は「かつらぎ町では、子育て世代の負担を軽減し、子育て支援のさらなる充実を図る。給食費のほかにも小学校から高校までは医療費を無料にしている」と話す。

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