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和歌山・海南で中高生がeスポーツ体験 gold選手と対戦も

参加者にアドバイスするgold選手

参加者にアドバイスするgold選手

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 プロゲーマーgold(ゴルド)選手を招いたイベント「eスポーツビギナーバトル」が8月3日、海南ノビノス(海南市日方)で行われた。主催は生活用品メーカー「サンコー」(大野中)。

天音利梛さん(左)とgold選手

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 eスポーツは、コンピューターゲームの競技。地元中高生にeスポーツを身近に感じてもらおうと、昨年11月からマルチプロゲーミングチーム「Crest Gaming(クレストゲーミング)」のサポーターを務める同社が企画した。

 当日はgold選手とゲーム配信者・モデルの天音利梛(あまねりな)さんをゲストに招き、海南市や紀の川市の中学生6人と高校生2人の計8人が参加した。第1部のトークセッションでは、プロゲーマーになる方法やその生活、使用機材などを紹介。第2部では参加者はスマートフォン用ゲーム「IdentityV(アイデンティティーファイブ)第五人格」をgold選手と対戦した。

 gold選手は「プロゲーマーになるには、ゲームのうまさだけでなく、協調性やコミュニケーション能力が大切。実力主義の世界なので大変だが、勝った瞬間はすごく楽しい。皆に応援してもらえるのはプロゲーマーならではのやりがい」と話す。天音さんは「金銭面や体調管理など、プロゲーマーに家族の協力は欠かせない。家族にプロを目指すことを伝え、家のことや勉強をおろそかにしない姿勢を見せること」と話す。

 gold選手と対戦した参加者からは「強過ぎる」と感嘆の声が上がり、次第に参加者同士でも打ち解け「ナイス」「頑張ろう」と励まし合う光景が見られた。

 サンコーの西畑美佑さんは「今後も地域のeスポーツ活性化や若者の交流の場作りとしてイベントを開催していきたい」と意気込む。

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