和歌山市を拠点にするカメラマン・末藤慎一朗さんの写真展「和歌山のカメラマンが撮った写真展」が6月24日、「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE(シラハマキーテラスホテルシーモア)」(白浜町)で始まった。
「シラハマキーテラスホテルシーモア」1階の「和歌山のカメラマンが撮った写真展」
末藤さんは和歌山市出身。和歌山工業高専卒業後、機械設計や営業職を経て30歳でライターに転職した。取材現場で撮影に対する考えを深め、カメラマンに転身。フリーのカメラマンに師事し、スタジオ撮影や結婚式場の撮影を経験し、2010(平成22)年に独立。現在は「写真屋・はれのひ工房」を経営する。個展は初開催。
写真は、プライベートとビジネスの計20点を展示。題材は県内各地のスポーツ競技者、テーマパークのウエディングフォト、日本髪、祭り、風景など。
末藤さんは「ライター時代に、顧客の気持ちをくみ取った写真が撮りたいと思ったことがカメラマンへの転機になった。商業写真は自分だけの作品ではないと考えていたが、写真展として世の中に出してみたくなった」と話す。「地元の人が頑張る姿や祭り、県内各地の素晴らしい景色など、写真を通じて和歌山をもっと知ってもらえればうれしい」とも。
7月8日まで。在廊日は6月26日、7月2日、5日、在廊時間は11時~15時。