和歌山地方裁判所(和歌山市二番丁)が10月20日、本年度の「法の日」週間記念行事として体験型庁舎見学会「ツール・ド・コート~裁判所の謎を解く旅~」を開催する。
和歌山地方・家庭裁判所前の掲示板に貼られた庁舎見学会の案内ポスター
同イベントは、今年1月に完成した新庁舎のお披露目で企画されたもの。見学会は定期的に開催されているが、謎解きと組み合わせたゲーム形式の庁舎見学会は初めての試みとなる。
タイトルに付けられた「ツール・ド・コート」は裁判所を一周するという意味。参加者は各階を回りながら、制限時間内にクイズやパズルを解く趣向となっている。出題する問題は、裁判所職員らが考えたオリジナルという。
スケジュールは3部構成。行事説明、謎を解きながらの庁舎巡り、謎の解説と法廷での記念撮影タイムが予定されている。
イベント実施のきっかけについて、総務課の担当職員は「春の市民向け見学会や夏のキッズ向けイベントが非常に好評だった。ゲーム形式を取り入れたので、学生さんなど年齢の若い方にも足を運んでもらえれば」と話す。「裁判所のやっていることは外からわかりづらく、市民の方々と距離があると思う。もっと身近に感じてもらえれば」とも。
開催時間は13時45分~16時30分。定員は先着30人。参加申し込みは9月30日から、総務課庶務係(TEL 073-428-9873、8時30分~17時)で受け付ける。