「ランチパスポート」の和歌山・岩出版が9月30日、刊行された。発行元は、「リビング和歌山」「Lism」などの地域情報紙誌を制作・販売する和歌山リビング新聞社(和歌山市小野町)。
発売中の「ランチパスポート」表紙。新書よりも一回り大きめのサイズ。
ランチパスポートは、参加店が用意する特定のメニューを500円(ワンコイン)で食べることができるグルメ本。来店・注文時と会計時に提示すると、パスポートのようにスタンプが押される。
同書は、高知県のタウン誌を発行している出版社「ほっとこうち」が2011年4月に刊行したのが始まりだ。2014年9月現在、全国35都道府県45地域で刊行されている。和歌山・岩出版は46番目。
和歌山・岩出版では、和歌山市・岩出市内の飲食店66店舗を掲載。1店舗につき3回まで、1冊につき1人まで使用できる。期限は2014年12月24日。価格は980円。
チーフディレクターの橋本裕史さんは「2年ほど前から、和歌山でもランチパスポートを刊行したいと考えていた。ちょうど今の季節は、年末の忘年会などの店選びをする時期。本誌を使って実際に店に足を運んでいただき、店選びの下見などにも使っていただければ」と利用を呼び掛ける。
和歌山市、岩出市を中心とした県内書店で販売中。10月4日からは、県内コンビニエンスストアでの販売も始まる。