カフェ併設の雑貨店「KANDO(カンド)」(和歌山市園部)が、和歌山市立和歌山高校近くにオープンして1カ月がたった。
13坪の店内には、文具や真ちゅう製アクセサリー、複数の窯元の陶器、家具、バッグ、時計、ポスターなど、さまざまな品物が並ぶ。雑貨売り場に併設し、4席のイートインスペースを設ける。
店主の奥田堅造さんは、元・生地製造会社の営業・企画職。仕事を通し、全国の作家を知り、同店の品ぞろえに生かす。店名には『感度』のいいものに触れ、『感動』を持ち帰ってほしいと思いを込める。
取り扱う商品は、「HOiSUM」(東京都)の靴下(1,320円~)、「COSHELL2」(岩手県)の起き上がり人形(2,200円)、「TWINS WOOD CRAFT BOURO」(大阪府)の椅子(6,600円~)、「NINE LETTERPRESS」(熊本県)の額入り活版印刷ポスター(8,200円~)など。
カフェメニューは、ドリップコーヒー(400円)、カフェオレ、ミルク出しコーヒー、クリームソーダ(各450円)、アイスクリーム(300円)、コーヒーゼリー(400円)、バスクチーズケーキ(500円)など。
奥田さんは「仕入れの際には『和歌山県の店で取り扱いがないか』を必ず確認し、ほかでは手に入らない品ぞろえにしている。店頭で手に取ってほしい。カフェメニューは全て自家製。趣味が高じてコーヒーも自分で焙煎(ばいせん)している」と話す。「『おいしかった』でも『すてきな雑貨に出合えた』でもいい、何か一つ、感動を持ち帰ってほしい」とも。
営業時間は11時~18時。水曜定休。