和歌山経済新聞の2023年PV(ページビュー)ランキングは「和歌山・海南に道の駅『海南サクアス』 産直や観光案内、防災拠点にも」の記事が1位になった。
県内36番目、海南市初の道の駅として9月開業の同施設。敷地内には、産直品販売や飲食店が並ぶ地域振興施設、地域や道路情報を発信する情報提供施設、芝生広場などを設ける。このほか、ダンボールベッドなどの防災備蓄品、防災トイレ5基と500人分のタンク、停電時に72時間稼働する発動発電設備なども設け、災害時の避難場所としての機能を持つ。昨年のPVランキングでは、道の駅「四季の郷公園」が2位だったことからも、道の駅の人気を感じさせる結果となった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。ランキング上位10位は以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 和歌山・海南に道の駅「海南サクアス」 産直や観光案内、防災拠点にも(9/4)
2. 和歌山の「桃山特産センター」で「あら川の桃」店頭に 収量や糖度は例年並み(6/22)
3. 和歌山で「港まつり花火大会」 4年ぶり開催へ、3000発打ち上げ(5/26)
4. 桃山のジェラテリア「藤桃庵」が移転リニューアル 新メニュー提供も(9/29)
5. 和歌山・田辺のイタリアン「アンディアーモ」が1周年 幅広い世代が集まる店に(3/2)
6. 和歌山に3Dビジョン ビル屋上に飛び出すパンダ(2/3)
7. 和歌山・紀の川市に青果&タルト店「バードコールフィールド」(2/20)
8. 和歌山「まつさか農園」がミカン選手権最高金賞受賞 野菜ソムリエが審査(1/12)
9. 「和歌山カレー大会」3回目開催へ 本町公園に県内外28店(5/10)
10. 和歌山・紀三井寺で「福開き速駈詣り」 104人が疾走(1/10)
2位は紀の川市のブランドモモ「あら川の桃」販売、3位は和歌山市の「港まつり花火大会」が続いた。今年7月の上半期ランキングでは、モモは花火大会に次ぐ2位だったが、6月から8月にアクセスを集め、1位に迫った。港まつりは4年ぶりの開催で注目を集めた。4位は「あら川の桃」の産地のジュラテリアがランクインし、モモ人気の高まりが感じられる。
昨年に続き上位に入った道の駅、県外ナンバーの車も多いモモ直売店、待望の花火大会、そのほか10位~20位にイベント記事が5本入り、人の動きが活発になったことを裏付ける記事が多くの人に読まれた。店、農園、イベントなど、街の人々の笑顔が見えるランキングになった。11年目に入った和歌経編集部一同、来年も街の変化を追いかけたい。