フォルテワジマ近くのシェアキッチンPLUG(和歌山市万町)で11月2日、トークイベント「第2回 和歌経文化センター」を開催する。主催は和歌山経済新聞(以下、和歌経)を運営するLoocal(ルーカル)。
和歌経は昨年10月25日にオープン。和歌山県初のコワーキングスペース「CONCENT(コンセント)」(万町)に編集部を構え、街の記録係として取材を重ね、「ハッピーニュースを読者に届けること」をモットーにこれまで253記事を配信してきた。
編集部員が読者との交流を図る「和歌経文化センター」は今回で2回目。当日はゲストに、「みんなの経済新聞ネットワーク」の徳島経済新聞編集長・長谷川友紀さんと、西宮経済新聞記者・前田昌宏さんを招き、「何ができる? ローカルからの情報発信」をテーマにトークを展開する。聞き手は和歌経副編集長の平野隆則。
南海フェリーを使って自転車で駆けつけるという長谷川さんは「四国4県の中でも最も知られていない県なので、『徳島』というキーワードを外に出していきたいとの思いで記事を日々更新している」と話す。「いまだかつてない『キレッキレ』のアクションを起こしていくためにも、同世代や若者世代とのコミュニティーを密にし、共に育ち街を作っていきたい」とも。
前田さんは、これまで地域メディアに積極的に関わってきた立場や経験から、「読み手は都市圏の人が大多数。地方のことは知らないし、知ろうとも思っていなかった所に、(唐突に面白い側面を)知らせてあげると目を輝かせる。地方都市からの情報発信の肝は、いかにして読み手に届けるか」と、開催前から熱いメッセージを投げ掛ける。
開催時間は10時30分~12時。参加費は500円。