有田川町の観光ブドウ園「有田巨峰村」(有田川町川口、TEL 0737-32-4484)で8月18日、オープニングセレモニーが行われた。運営は有田落葉果樹生産組合。
同園は、ブドウ生産農家約20戸が参加する県内最大規模の観光ブドウ園。巨峰を中心に、ピオーネやシャインマスカットなどを栽培する。
当日は、岸本周平和歌山県知事や中山正隆有田川町長が出席。中山町長は「今年は非常に甘いぶどうに仕上がったと聞いている。1回といわず2回、3回と訪れてもらえれば」と呼びかけた。恒例の餅まきや子どもたちによる風船飛ばし、地元団体の太鼓演奏も披露され、集まった観光客らが楽しんだ。
寺垣文男組合長は「日中と夜間の温度差があるとブドウが色づく。7月は日照り続きで心配したが、灌水(かんすい)と8月中旬の雨で、ブドウが色づき甘くなった」と話す。
入園料は、中学生以上=1,000円、小学生以上=700円(以上、ブドウ350グラム付き)。