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和歌山・京橋親水公園で「市堀川夜市」始まる 17時から屋台営業

「市堀川夜市」を主催する紀州まちづくり舎の吉川社長

「市堀川夜市」を主催する紀州まちづくり舎の吉川社長

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 市堀川沿いに飲食屋台が並ぶ「市堀川夜市」が10月1日、京橋親水公園(和歌山市福町)で始まった。主催はまちづくり会社「紀州まちづくり舎」(北桶屋町)。

屋台やキッチンカーが出店してにぎわう京橋親水公園

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 街のにぎわいや人々の交流の場として「屋台がある水辺の風景」をつくる同取り組み。2023年8月30日に国土交通省の「かわまちづくり計画」に登録された和歌山市の「市堀川まちづくり計画」に基づき、公民連携で河川空間の積極的活用とにぎわいの創出を図る事業の一環。

 同公園周辺はかつて荷揚場として栄え、周辺は問屋が集まるエリア。同社は2016(平成28)年から水辺活用の社会実験や舟運航事業、夜間イルミネーションなどを行ってきた。昨年は10月10日~31日に社会実験として飲食屋台出店を行った。

 出店は、イカ焼き&牛すじ煮「Doi+」、焼き鳥「竜鳳」、おばんざい「P-NUTS.rise.JUICYFRUIT」、唐揚げ「VASAVA」、おでんと酒「Tablocal」、カップケーキ「CUPS」など。当日の出店者はSNSで発信する。

 1日のオープニングイベントでは、市が取り組む「かわまちづくり」の近況を紹介し、市民と意見交換する「かわまちづくりPRトーク」、船の運航、スタンドアップパドルボード(SUP)体験などを行った。9日からは足こぎペダルボート営業を行う。

 紀州まちづくり舎の吉川誠人社長は「観光客や地域の人に楽しんでもらい、和歌山の街に根付く夜市にしたい。屋台のほかボートの運航なども行い、水辺のさまざまな使い方を提案し、市民が使いやすい水辺になれば」と話す。「水辺を使うことで掃除などの日常管理もしっかり行われる。夜市の収益は水辺の整備や掃除などに使い、持続可能な取り組みとなって通年・常設営業ができれば」とも。

 営業時間は17時~22時。2025年3月31日まで。

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