
コーヒーイベント「MIKASAKAN×WAKAYAMA COFFEE MARKET(ミカサカンワカヤマコーヒーマーケット)2025」が4月6日、「紀の川三笠館」(紀の川市粉河)で開催される。
県内外のコーヒー店を中心に飲食店や雑貨店が集まるイベント。2020年にカフェバー「bar No.11」(和歌山市十一番丁)で初開催し、和歌山県立近代美術館(吹上1)前野外広場やコーヒー店「balder coffee」(坊主丁)など、県内外の各所で開催してきた。
紀の川三笠館は1917(大正6)年から2009(平成21)年にかけて営業した割烹(かっぽう)旅館。紀の川市が協力し、地域活性化に取り組む「エンジョイワークス」(神奈川県)が、2024年6月にカフェ・宿泊施設・サウナ・イベントスペースを備えた複合型施設として、リニューアルオープンさせた。
出店するコーヒー店は「KAMIN COFFEE ROASTERS」(岩出市宮)、「ARC」(有田市初島町)、「market wakayama」(和歌山市卜半町)、「hei coffee」(奈良県)、「焙煎(ばいせん)と珈琲(コーヒー) 織の花。」(大阪府)の5店。飲食店は、「NOMCRAFT Brewing」(有田川町長田)、「上方ビール」(大阪府)、「CAFE884」(岩出市高瀬)、「Mobo」(田辺市新万)、「STOMACO」(和歌山市西ノ店)、「ベーカリーチックタック」(園部)など。「渦川農園」(紀の川市松井)、「まつばら農園」(東毛)、雑貨店「TSUGi」(和歌山市山吹丁)なども出店する。当日はサウナ(90分=1,000円、要水着着用)も用意する。
イベント運営メンバーの仁尾祥吾さんは「三笠館の雰囲気に合った出店者を集めた。地元や近隣地域から来てもらい、イベントを通じて地域を盛り上げたい。若い人たちがコーヒー店や飲食店に憧れて挑戦するきっかけにもなれば」と話す。「ちょうど粉河寺の桜が咲く頃。花見も兼ねて一日中楽しんで」とも。
開催時間は11時~17時。