
和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)で飼育する子ウサギ3匹の名前が4月19日、決定した。
3匹はいずれも、3月末に来園した生後約6カ月の雌ウサギ。飼育員が各ウサギに3つずつ名前候補を用意し、3月27日~4月11日に園内やSNSで投票を受け付けた。
耳と目の周りが黒い子ウサギの名前は「まめだいふく」に決まった。総投票数823票中531票を得た。白と薄茶色のマーブル模様の子ウサギは、921票中375票の「かすてら」。全身が焦げ茶色の子ウサギは、817票中316票の「おはぎ」になった。
同園によると、「まめだいふく」は3匹の中では一番小さく、4月30日現在の体重は668グラム。性格はやや怖がりという。「かすてら」は好奇心旺盛で何にでも興味を持って近づいていくといい、現在の体重は825グラム。「おはぎ」も好奇心旺盛で「かすてら」に付いて遊びに行くという。現在の体重は886グラム。
同園飼育員の西本明日香さんは「食べ物や菓子、宝石、星座などさまざまなテーマで名前を考え、飼育員の中でも投票して名前候補を決めた。桜まつりの時期もあってたくさんの来園者に投票してもらえてうれしい」と話す。「まだ体が小さいので室内で過ごすこともあるが、暖かい日は園舎で子どもらしく走り回ったりはしゃいだりしている。さまざまなものに興味津々の子どもらしい姿を見てもらえたら」とも。
開園時間は9時~17時。入園無料。