和歌山市内のイベント回遊企画「IN THE LOOP(インザループ) 2025」が10月1日、和歌山市内で始まった。主催は、和歌山市の都市再生推進法人が共同運営する「まちなかエリアプラットフォーム和歌山(MAPWA)」。
JR西日本のスマホアプリ「WESTER」の「インザループ2025」のデジタルスタンプラリーのチェックイン画面(和歌の浦あしべ庵)
「歩いて楽しめる街」を目指し、市内各地で行われるイベントが連携し、回遊を呼びかける同企画。2019年に和歌山城周辺エリアの5つのイベントが連携し始まった。ウェブサイトやSNS、チラシなどでイベントを紹介するほか、デジタルスタンプラリーなどで参加を呼びかける。
新たな取り組みとして、JR西日本のスマホアプリ「WESTER」を使ったデジタルスタンプラリーも行う。イベント会場のほか、駅やバス停、和歌浦などの景勝地、都市再生推進法人が経営する店や施設など約60カ所がチェックポイントになる。参加無料。12月31日まで。
対象イベントは、「市堀川夜市」(10月1日~11月30日)、「SATURDAY NIGHT BEER」(10月4日)、「Kisssh-Kissssssh野外上映会in和歌山城」(18日)、「城前ひろばマルシェ」「ものづくり文化祭」(18日、19日)、「みそのマルシェ with子ども食堂祭り」「大新ピクニック」(19日)、「シエキノカワでピクニック&キャンプ」(26日)、「ぶらくりハロウィンナイト」(31日)、「まちドリ」(11月22日、23日)、「KEYAKI LIGHT PARADE」(23日)、「WAKAYAMA COFFEE MARKET」(29日、30日)など30以上。
MAPWA副代表の前川怜輝さんは「一つのイベントとしてではなく、回遊企画として公共交通機関と連携し、県外の人にもPRしている。県外の人にも和歌山の街中のイベントや街歩きを楽しんでもらいたい。この機会にどれか一つイベントに参加してもらえたら」と話す。「デジタルスタンプラリーは地元の人にも楽しんでもらえるようなディープなスポットも用意している。アプリをダウンロードして挑戦してほしい」とも。
11月30日まで。