2025年大阪・関西万博の「関西パビリオン和歌山ゾーン」展示品公開が12月16日、御坊市役所(御坊市薗)1階「宮子姫ロビー」で始まった。
御坊市役所ロビーに展示されたロックバンド「キュウソネコカミ」のサイン
和歌山県は万博開催中、「和歌山百景」をテーマに、県の文化・芸術・自然・産業やそれに携わる人々の姿を、映像・食・ステージ発表などで伝えた。御坊市は9月3日に万博会場で観光・シティプロモーション活動を行った。
公開する展示品は、子どもたちが作成した押し花アート、和菓子を盛り付ける桐(きり)の器、高野口パイルのソファ、紀州材を使った椅子など。同市のシティープロモーション大使を務めるロックバンド「キュウソネコカミ」のサイン壁画も並べる。
このほか、万博開催中のドキュメンタリーを上映する。万博オリジナルデザインのシールと和歌山市出身のロックミュージシャン・HYDE(ハイド)さんのポストカード配布も行う(先着順、1人1枚、なくなり次第終了)。御坊市民文化会館(同)ロビーでも同様に配布する。
同市企画政策課の東周平さんは「万博会場で御坊市をPRした様子を市民の皆さんに知ってもらおうと、県万博推進課の協力で今回の展示が実現した。短い期間だが、たくさんの人にパビリオンの雰囲気を感じていただき、関西万博を思い出してもらえたら」と話す。
公開時間は月曜~金曜=8時30分~17時15分。(市民文化会館は9時~17時15分、月曜・火曜休館)。12月26日まで。