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和歌山・桐蔭高校が「センバツ」2日目に登場-向陽高校吹奏楽部が代打応援へ

春のセンバツ出場を祝う垂れ幕がかかる和歌山県立桐蔭高校の校舎

春のセンバツ出場を祝う垂れ幕がかかる和歌山県立桐蔭高校の校舎

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 甲子園球場(兵庫県西宮市)で3月21日、第87回選抜高校野球大会(センバツ)が開幕する。「21世紀枠」で出場する和歌山県立桐蔭高校(和歌山市吹上)は大会2日目の同22日、第1試合で愛媛の今治西高校と対戦する。

桐蔭高校のセンバツ高校野球大会出場を記念して制作された応援グッズ

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 桐蔭高校の甲子園出場は、前身となる「和歌山中学」時代を含めると、53年ぶり16度目。同校野球部は明治時代に創部し、1915(大正4)年に行われた「第1回全国高等学校野球選手権大会」にも出場した歴史を持つ。

 「21世紀枠」は、秋季都道府県大会で加盟校が128校を上回る都道府県でベスト16、それ以外の県でベスト8以上の成績を収めた学校の中から、恵まれない練習環境や文武両道などの評価によって選ばれる特別出場枠。今大会は全国で45校が推薦され、同校を含む3校が出場を決めた。

 同校OGで甲子園へ応援に行くという60代女性は「応援グッズを持って甲子園まで駆け付ける。部員も19人と少ない中で、選ばれたのはすごいと思う。全力で応援する」と力を込める。

 高校野球の応援に欠かせない吹奏楽部は試合当日、第50回定期演奏会を控えているため甲子園入りを断念したが、同校から依頼を受けた向陽高校(太田)の吹奏楽部が代わりに応援に行き、同郷の選手たちを励ますという。向陽吹奏楽部副部長の三浦佳穂さんは「桐蔭吹奏楽部の分まで一生懸命応援したい」と意気込む。

 試合開始は9時。

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