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和歌山市民会館近くに手打ちそば店「野田や」 石臼ひきの十割そばなど

そばを打つ店主の野田悠司さん

そばを打つ店主の野田悠司さん

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 和歌山市民会館近くに2月8日、そば店「野田や」(和歌山市湊本町、TEL 073-422-6039)がオープンした。

「外二」のせいろそば

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 店主の野田悠司さんは和食料理人として働きながらそば店開業を目指し、長野県や関東地方の有名店にも足を運ぶほどの「そば好き」。地元の和歌山市に家族が所有していた土地に念願の店を建てた。店舗面積は20坪。席数はカウンター席、テーブル席、座敷席の計21席。駐車場は3台。

 野田さんは「和歌山には手打ちそば専門店は少ないが、そばそのものを味わってほしいのでメニューはそばのみした。そばつゆは関東風で甘さを控えた濃いめにした。ひきたてのそばの香りと食感を楽しんでもらいたい」と話す。

 そば粉は毎日、店内の電動石臼でひく。つなぎを使わない十割そばと、そば粉10に対し小麦粉2の割合で打つ「外二(そとに)そば」を用意する。「つなぎを使ったそばの方は舌触りがよく食べやすい。十割そばは独特の食感を楽しめる。切れやすいので温かいそばよりせいろで味わってほしい」と野田さん。

 同エリアは市民会館の利用者が多いため、昼の来客が多いというが、休日の2月28日は14時前に用意した50食を完売し、のれんをしまった。

 メニューは、「外二」せいろ(700円)、十割の生粉打ちせいろ(900円)、かけそば(700円)、辛味大根おろしのぶっかけそば(950円)、野菜天ぷらそば(1,450円)、鴨ロース(1,000円)、桜えぎかき揚げ(1,100円)、そば胡麻豆腐、そば茶アイス、そば茶パンナコッタ(以上400円)など。

 ドリンクメニューはビール(生小=570円、生中=670円)、ハイボール(600円)、日本酒(500円~)、ウーロン茶、ジンジャーエール(以上300円)、「吉原さん家の温州みかん」(600円)など。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~21時。火曜・第3水曜定休。

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