国体道路沿いの複合商業施設「スーパーセンター オークワセントラルシティ和歌山店」の敷地内に3月9日、「桜珈琲 和歌山国体道路店」(和歌山市小雑賀、TEL 073-428-0390)がオープンした。経営は桜珈琲(大阪府堺市)。
塩バニラアイスが乗った「キャラメルばうむセット」(980円)
同社は2006年に「桜珈琲」鳳本店(堺市西区)を開店。岸和田市、泉佐野市、和泉市など南大阪エリアに6店舗を展開し、菓子製造販売の「菓子工房 桜」(堺市西区)と焙煎コーヒー豆販売店「焙煎工房 桜」(堺市南区)を経営する。和歌山は今回が初出店。店舗面積は200平方メートル。席数は80席。
同チェーンでは、自社で生豆を焙煎して各店舗に配送し、オリジナルのブレンドコーヒーを提供している。店内の焼成設備で毎日パンとケーキを手作りするほか、初の試みとして和歌山国体道路店ではコーヒー豆の販売コーナーを設ける。
ドリンクメニューは、3種のブレンドコーヒー「桜ブレンド」「桜ダークブレンド」「桜ソフトブレンド」(以上460円)をはじめ、グァテマラなど各種ストレートコーヒー(550円~)、水出しアイスコーヒー(570円)、チョコラテ、キャラメルラテ、黒糖ラテ(以上670円)、紅茶はアイリッシュブレックファースト(460円)、桜オリジナルダージリン(570円)など。
フードメニューは、トースト(360円)、ウインナーロール(230円)、キャラメルバニラフレンチトースト(600円)、「手作りポテト&たまごサンド」「焼きたてたまごと野菜のサンド」(以上770円)、自家製手ごねハンバーグサンド(900円)、チョコレートパフェ、あんみつ(以上800円)など。ドリンクに追加するモーニングセットは、「桜トーストモーニング」(ドリンク代+210円)、「こんがりオーブンサンドモーニング」(同260円)、「桜ワッフルモーニング」(同310円)など。
店名にちなんで、全店舗に桜を植えている。和歌山国体道路店の中庭にはしだれ桜を植樹した。
取締役の高田泰史さんは「10年続く鳳本店では開花シーズンを楽しみにしてるお客さまが大勢いる。夜はライトアップした夜桜も楽しんでいただくこともできる」話す。「席にゆとりを持たせたので、ゆったりと時間を過ごしてほしい。今年はうまく咲くかわからないが、和歌山の皆さまにこの店のしだれ桜の成長を長く見守っていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は8時~22時30分。「モーニングセット」は14時まで。